ミルチア・エリアーデ『世界宗教史 III』鶴岡賀雄訳、筑摩書房、一九九一年。

orig. ELIADE, Mircea. Histoire des Croyances et des Idées religieuses, 3Tomes, Payat, Paris, 1983.

「アルカイックなもの」「同型性」への注目。

• ユーラシアな神（古代からキリスト教化されるまで）
  • ルー・ガルー
• キリスト教：教父時代、中世、近世
• イスラム教：中世
• ユダヤ教：中世
  • カバラ

またヘルメス文書への言及。
おーたさんから二巻のエレウシス秘儀の非母神的女性神についてメールいただく。ギリシアは二巻か。

Eliade, op. cit. pp.34-35.

マリア・ギンブタスはこう言っている。バルト諸民族の民間伝承の、キリスト教化以前に遡る起原は「たいへんに古く、確実に先史時代まで、少なくとも鉄器時代にまで遡る。そのうちあるものについては、さらに数千年以前からのものと思われる。*1」

*1:原注59