付記2題

id:contractio

「(略)ここがだめだよね」という仕方で言及されることが多くなった

どの界隈で多いのでしょうか。五年前まで記憶を遡っても私は(否定的にすら)彼が言及される場面を想起できませんでした。庭に入る人の入り方をあれこれ思い出すに、お説には多少疑問。そういえば、あと生の哲学から庭に行く人もいるな。

熊野本は「書かなければいけなくなって書いた」と某氏観測。前半は固有名出まくりの様子で関係者はすごく楽しそう。後半は「別の意味で面白い」、前後半で楽しみ方が違うことには誰も異を唱えず。T中さん他と「たぶん書斎に置くと、なにかの拍子で鬱の引き金になりそうなので、地元公共図書館に入れてもらって、散歩のついでに時々読むのによいだろう」と推測。世の中には自分の仕事場には絶対置いてはいけない類の本があるということで意見が一致する(後ろ向きには違いないが、地雷除去重要)。

土曜日の三次会では「落ち込んでいるときの地雷的読み方」に関して盛り上がる。著者略歴を最初に読んで、業績計算して、自分の年と数える、というのは地雷を自ら踏みにいくだけなのだが、気分的に萎えているときほどついやってしまうよね、とみなで確認しあう。……不健康な読み方と内心気になっていたのだが、みんな「後書きよりもまず著者略歴」なのだと知って少し安心する。だからどうなのだという話はあるが。

で、本題に戻って、どう人偏を出すのか教えてくださる識者を引き続き募集、します。