共同通信:公式対話で暴動など協議 中国とダライ・ラマ側
公式対話で暴動など協議 中国とダライ・ラマ側
【北京1日共同】中国政府とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使らによる公式対話が1日、北京市内で行われ、3月のチベット暴動やチベットの自治権拡大などについて協議した。チベット亡命政府高官が明らかにした。対話は2日も引き続き行われる予定。暴動後、公式対話が行われたのは初めて。
対話でダライ・ラマ側は、武装警察部隊などによる暴動鎮圧でチベット民族の死者が出たことについて中国側に強い懸念を表明したとみられる。中国側はダライ・ラマ側に「国家分裂活動や北京五輪への妨害行動の中止」など従来の要求を繰り返したとみられ、協議は難航が予想される。
ただ亡命政府高官は「今回の対話で十分納得できる結果が得られれば、次回対話にダライ・ラマ自身が出席する可能性もある」としており、対話の成果が注目される。
平行線は予想されたことですが、中国側がいきなり譲歩するとも最初から考えがたいので、予想の範疇ではある。対話の2日目である今日の展開が注目される。こういうときデモを掛けると意味あるのかもしれないが、日本だとだいたい1週間前*1には届け出しておかないとデモ出来ないんだよね。他の国ではどうなんだろう。