キャンドルライティング@大阪のお知らせ 7/5 7/6
先日ご案内した「キャンドルライティング@大阪」にウェブサイトが出来ました。
【日時】 7月6日(日) 19時〜22時
【場所】 扇町公園
※ JR天満駅より関西テレビ方面へ徒歩5分、地下鉄堺筋線扇町駅2-A番出口より徒歩1分【持ち物】
※ 直置きができないのと風除けのために、キャンドルとカップはセットでご持参ください。
キャンドル・カップとも、こちらでそれなりの数は用意するつもりです。【注意事項】
- 火のついたキャンドルからは離れないでください。
- 公園の使用許可申請はしていますが、他の利用者の方の迷惑にならないように気をつけてください。
- デモ、政治集会ではありません。お昼のデモからの流れで来られた方は、横断幕・プラカード・大きな旗などは、なるべく広げないようにお願いします。
キャンドルライティング@大阪 http://www33.atwiki.jp/candleosaka/pages/1.html
詳しくはキャンドルライティング@大阪 ウェブサイトでご覧ください。なお文中「お昼のデモ」というのは、おそらくフリーチベット 関西開催のデモだろう。こちらは12 時半に中之島公園を出発だそうだ。
ほかに前日5日に神戸は須磨寺でフリーチベット関連のコンサート、6日は淀川のほうでも先日ご案内した映画の上映会と、7月6日この週末は関西でもイベントがいろいろある模様*1。
*1:うう。細かい日付がだいぶ違ってました。お詫びして訂正。
共同通信:公式対話で暴動など協議 中国とダライ・ラマ側
公式対話で暴動など協議 中国とダライ・ラマ側
【北京1日共同】中国政府とチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の特使らによる公式対話が1日、北京市内で行われ、3月のチベット暴動やチベットの自治権拡大などについて協議した。チベット亡命政府高官が明らかにした。対話は2日も引き続き行われる予定。暴動後、公式対話が行われたのは初めて。
対話でダライ・ラマ側は、武装警察部隊などによる暴動鎮圧でチベット民族の死者が出たことについて中国側に強い懸念を表明したとみられる。中国側はダライ・ラマ側に「国家分裂活動や北京五輪への妨害行動の中止」など従来の要求を繰り返したとみられ、協議は難航が予想される。
ただ亡命政府高官は「今回の対話で十分納得できる結果が得られれば、次回対話にダライ・ラマ自身が出席する可能性もある」としており、対話の成果が注目される。
平行線は予想されたことですが、中国側がいきなり譲歩するとも最初から考えがたいので、予想の範疇ではある。対話の2日目である今日の展開が注目される。こういうときデモを掛けると意味あるのかもしれないが、日本だとだいたい1週間前*1には届け出しておかないとデモ出来ないんだよね。他の国ではどうなんだろう。
イタリア国鉄の落書き / イタリアの落書き関連報道 / 追記あり
id:antonianさん 「落書き馬鹿を監視する社会」でまだ続いている話題だというのを知る。
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20080702k0000m040123000c.html *1で先日来話題になっているフィレンツェ大聖堂落書き事件の続報が。なんでもいろいろ厳しい処分がなされているそうな。そうして、その厳しさにイタリア人が仰天しているとは毎日新聞の報道*2。
日本では落書きされた新幹線が運休したけど、イタリアならそのまま走らせそうな気もする。
その通りです。ユーロスター・イタリアに計三回乗ってますが、落書きしたままでどうどうと走ってます。本来は白とミントグリーンの綺麗な車両なんですが、それに隙間なく落書きされたのが入線してくると、いっそ荘重な感動を覚えます。ローマ・テルミニとフィウミチーノ空港を結ぶ急行列車でも、落書きされているのを一度みたことがあります。
ヨーロッパは線路際の壁に落書きがあることが多いんですが、ドイツ・フランス・オーストリアではさすがに車両に落書きしてあるのは見たことがなかったです。もとからないのかがんばって消しているのかは不明。イタリアだけが特別なのか、ラテンの他の国もそうなのかは知らない。
もっとも、イタリア国鉄といえどすべての車両につねに落書きがあるわけではなく、また地方を走る一般の列車では、あまり落書きされたものをみません。またユーロスター・イタリアでも落書きがあるのをみたのは先頭車両だけで、またまったく落書きのない編成のほうがむしろ普通のようではあります。してみれば一応落とす努力はしているのではないかと推測しています。あるいは落書き大国イタリアでも、列車に落書きするのは勇者なのか*3。
10:34 追記: 「ソースが毎日じゃあね」というような人が散見されるが、Google News Italia で「落書き」(graffiti)で引くと、「日本人が謝罪したよ謝罪してるよ」と7月1日のイタリアのニュースサイトは沸騰していた。ということはなく、まあ15記事はいつもの扱いに比べれば多いかな、でも Google News のトップになるほどの大ネタ扱いはされていない。論調は「日本人は許してないんだ……イタリア人は許してるんだけど」「まるで国を背負って謝っているみたいです。なんか職を失いかけている人もいるみたいです」「一杯沢山ある(イタリア人の)落書きの中にひっそり埋没している日本人の落書きが日本で大問題になっている/大聖堂に落書きする人、日本人にデジカメで撮られないようにご用心!」……もうめんどくさくなってきたのでやめる。あとはみなさまご自分でご覧ください(Google Translation は最近だいぶましになってきましたよ。FireFox や SeaMonkey だとボタン一発で翻訳できるので、便利)。ともかく、たかがこんなことで国中大騒ぎする日本人すげーと、むしろそちらに力点のある感じの報道であるようには思った。
18:09追記。なおイタリア人の大半は史跡保存についてはかなりにアバウトな感覚の持ち主なんじゃないかと私は疑っている。antonian さんがいうように、多くのイタリア人にとって建造物の外壁とはきほん落書きウェルカムな場所なんじゃないかと思われるふしがある。イタリアの落書きは古い歴史をもっていて、カピトリーノ博物館にはローマ彫刻に並んで3世紀だか2世紀だかの落書きが当時の同時代資料として陳列されていたりもする。史跡保存も同様で、イタリア人の感覚はちょっとアバウトなところがあるように見受けられる。というより歴史的にイタリア人は我慢しながら古代遺跡を後生大事に抱え込むということに熱心ではなかったようにみえる。フォロ・ロマーノはいまでこそイタリア人も誇る古代遺跡ではあるが、ルネサンスまでは石切り場代わりに使われていた*4。まだそれでも形をとどめているローマのフォーラムはましなほうで、他の都市でそういう古代遺跡群があまりみられないのは、ルネサンスで古代ブームが訪れる前に教会や他の公共建造物に転用されて綺麗に再開発されてしまったからである。そういうイタリア人自体による史跡の物理的な破壊の長い歴史と比べれば、まあ「たかが落書き」という意見がイタリア人から漏れることは、そう驚愕するようなことでもないように思われる。
とはいえ、イタリア人すべてがそういうアバウトな落書き野郎だというわけでは無論なく、他方には遺跡保存や文化財保護を大事に考えているイタリア人だっている。フォロ・ロマーノに話を戻すと、上に書いたようにある時期から保全の対象となったが、ムッソリーニが隣接するアウグストゥスのフォロだかなんだかを自動車道路を拡幅するために破壊した。なのでムッソリーニは一部には評判が悪い。ある知人のイタリア人はフォルムを破壊したことがムッソリーニの最大の罪だと言い切っていた。それはファシズムより敗戦に到るような意思決定をしたことより彼にとっては重大な錯誤だということで、彼がジャーナリストでAPやらヘラルドトリビューンだかの記者をやって生計をたてていることを考えると私の頭にはそのたびに疑問符が溢れてくるのだが、人の価値観というのはかくも多様である……。
*1: http://mainichi.jp/select/today/news/20080702k0000m040123000c.htmlと内容は同一。
*2:http://b.hatena.ne.jp/entry/http://mainichi.jp/select/today/news/20080702k0000m040123000c.htmlにもブクマとコメントあり。これはなんでだろう、ブクマがスプリットしてますね。そんだけ日本人は他人からどうみられているか気にするということなんだろうか。
*3:そういえば、アリタリアなんかでも航空機に落書きしているのは見たことがない気がする。。
*4:あれがなんか微妙に廃墟だというのは、屋根部分が木造でそこは失われたというより、古代の異教世界が終わってからこのかた千年近くフォロ・ロマーノがローマ市民のみなさんの住居やら公共建築やらの素材としてへつられていたというのが大きい。
神学的世界観セルフチェック
英語サイトです。mixi でマイミクさんから教えてもらう。
Quiz: What's your theological worldview?
私は86%ローマ・カトリック、79% ホーリネス/ウェスレリアン*1・50% ニューオーソドックス(Britty注: おそらくプロテスタントの)*2、あとは50%割っているので省きます*3、と判定されました。そう、これ西方教会内教派限定仕様なんだよね。なので"The Pope is the head of the Church on Earth" に全力で "Disagree" する私でも、他の伝統的な教義に賛成するとカトリック扱いされてまう。正教徒というのがそもそも*4区分にないということに、北米における正教会のプレゼンスについて考えさせられました。