situatio naturalis 

マリヤさまが見てる(挨拶)。ちなみに昨日は聖神降臨祭(ペンテコステ)。国によってはなので今日も休日。ドイツでは牛に花冠を乗せて遊ぶとか。

ルソーはもっと惨なく、自然状態では(=言葉がまだない)契約をするのに必要な「記憶」という能力がないので、交換しか行われないと書いていましたが、ともかく「一定期間の契約」はすでに社会を前提とするのですね。というか契約があるということが社会があるということなのか。


私は「デ・キーウェ」*1と読みますが Hobbes 本人は「デ・シーヴェデ・チーヴェ」と読んでいた可能性高し*2。『チップス先生さようなら』によれば20世紀初頭が古典読み回帰の時期だった模様。[w]->[v] のほうが [k]->[ts]よりも早いと記憶しているので、これが正しければ「キーヴェ」だった時期もどこかにあるはず。まあほんとは de は長音なのでどちらから回ってもだめぽ模様*3。しかし De civilis でなく De cive なのですな。―ー単独者としてのわれわれ。

いつまでも虚脱していてもしょうがないのでいまから応募できるところを探してみるテスト。なんだかなあ。

*1:cîvis, is, abl. -vî or -ve なので「キウェ」にはならない。civitas もキーウィタースなのか。なんか近代語ばかりやってるとすぐ発音悪くなるな。

*2:なぜ「デー・シーヴェ」だと推量しないかといえば、古典語の長短アクセントは近代語では強弱アクセントに置き換わることが多いから。

*3:Lewis 見ても長音記号がついていた。