西南ドイツ風に

例の教科書の続き。ラートブルフという人のくだりは面白かった。実はいままでM.とWND.の違いというのがわからん、と思っていたのだが、*1なんとなくわかったような気がする。気がするだけだけど。

第三批判の、それも第一部の共通感官と共同体の問題を意識しつつ、合目的性についての議論を実践理性の使用へを向けると、こうなるのかな、と思う。コーエンの「基礎付け」*2よりは私にはなじみやすい議論なのかもしれない。

といってもカントまで短期に視野にいれるのはむずかしいので、これはむしろ枕元用の読み物といったところか。とはいえ今枕元には経済思想史の本がうずたかく積まれているのだけれど。。

そういえば、美的教育論を通読する、という課題があったのを忘れていた。手元にないんじゃなかったかな。やばーし。*3

*1:とくに価値哲学というのがどう哲学的に面白い問いなのかがよくわからなかった。。法のようなレアールな素材を哲学的に扱うところで、実は効力を発揮する、ということなのかも。って読んでないから予測でしかないけど。

*2:といっても読んだのは学部のときなのでどれだけきちんと読めたかは謎だ。

*3:naive u. sent'le Dicht. なら手元にあるんだけど、そしてこれは誰かの天才論とはとてもかかわりが深いのだけど、さしあたり今の課題とは、ずれる。