めぐる季節

昨日は夜中寝られなくて、6時ごろようやく寝付いたので、目が覚めると夕方の4時。歯医者の予約があったのだけど……明日いこう。

12月の第3週の日曜日、2001年は何をしていたかというと、朝は教会にいき、夫から携帯に電話があって頼まれた買い物をし、そのあと家に帰って、何を食べたのかはもう忘れた。おだやかな晴天だった。帰ってくると、彼が疲れてこたつでうとうとしていて、それならちゃんと寝たほうがいいよといったのは、あれはその日だったのか、前の日だったのか。買ったのはコートにかけるはけブラシで、でも夫はその週の金曜日になくなったので、結局彼がそのブラシを使ったのは一度だけだった。彼はあのときはまだ生きる気力があったんだな、とそのブラシのことを思い出すたびに、思う。

当時、というよりはそのことがあった後、書き散らしたものをみると、いま考えている「神の沈黙と神のことば」という問題系につながるものもあって、いや宗教的な意味ではないのですよまったくね、むしろ「有限で時間的な存在者が、いかに絶対的なものに根ざしかつ生起するのか」という問題をドイツ思想のなかで反芻しようとするときに行き着く、そうした表現のひとつなのだと思っている。

そんなわけで、いままた靴屋と格闘中。ほんとは今日、大学の図書館*1にいっていくつか確認したいことがあったのだけど、明日歯医者にいったときにまとめてすることにする。

*1:最近、貸し出しをしてもらえるようになりました。助かる。