ビルマに自由を

Free Burma!

http://www.burmacampaign.org.uk/より。

ビルマの軍政と情報統制ということは、私にも漠然とした知識としてはあったのだが、それ以上調べてみる動機もこれまではとくになく、改めて出てくる色々な情報に接し‐それは以前からネット上にあったものなのだけれども‐自分の無知に愕然とする。

インターネットアクセスがほぼ全面的に遮断されていたことも、恥ずかしながら知らなかった。その辺りの事情はハーバード法学部・バークマンセンターから刊行された OpenNet Initiativeのレポート(2005年)に詳しい。

このレポートは Dr. Ibusuki さんの"blog of Dr. Makoto Ibusuki"で知った。今日の9月30日のエントリで、ビルマ関連情報のリソースがいろいろ紹介されていて、参考になる。ほとんどは英語だが、BurmaInfo: ビルマ情報ネットワークのように、日本語の情報サイトもある。

昨日200余名のデモ参加僧侶が釈放されたという報道もあるのだが、同日の USA Today / AP 電ではある活動家の発言として今回の逮捕者は6千人以上と伝えている。沈静化が報道されているが、現地で動きがまったくなくなったというわけでもないらしい。

ネット上の外国語コミュニティでは今週もあちこちで抗議のための集会がいろいろ計画されている様子。それは必ずしもデモではなく、勉強会や、蝋燭をともしての黙想会だったりする。ネット上で関西方面でのミーティングがないかどうか探してみたのだが、どうも見つけられなかった。ところ、7日午後1時から、なんばの高島屋前でイベントがあるようだ。(BurmaInfo: ビルマ情報ネットワークの「日本各地の支援・連帯行動予定 2007年10月」から)

東京では昨日、現地で射殺された長井さんの死に抗議する意味もこめて、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会(JVJA)主催の集会が開かれたようである。森住卓さんのブログで紹介をみた。出席された方からのレポートが出てくることを期待している。

P.S. フリービルマ・キャンペーン自体はかなり前から活動している団体のようだ。U2 のアルバムでも紹介されているそうなのだが、うう、なんか U2 のアルバムって10年くらい手に取ってないような気がする。。大阪に来たときにはCDやレコードの聴ける環境がなかったので、自然と聴かなくなった。習慣とは恐ろしいもので、以後10年くらい自分でCDを借りたり買ったりしたことがないような気がする。こんど久々にレコード屋にいってみよかな。