Brittys Loan update 2008.07

私はしばらく前から http://kiva.org をタンスの代わりに使って貯金している。Kiva とはカリフォルニアのマイクロクレジット仲介NGOである。

こちらは25ドルを数ヶ月融資する。支払いは PayPal を介してクレジットカードで行う。返済は数ヶ月後になる。利子などは原則としてなし。ただ今は円高だから、場合によっては為替差益が少しでるかもしれない。25米ドルの差益だから、100円の違いかそこらだろうけれども。それが何口か集まって、数万円から数十万のお金が、現地のNGOを介して、食料品店や農家を営む人々に融資される。

先日ま・ここっと様のところで食糧危機国について認識を新たにしたので、しばらく Kiva で選ぶタンス融資先を食糧危機国に特化させることにした。そういう国でもきちんとした与信能力のあるNGOというのは――ということは借りたお金を返せる零細だけれどもまじめな自営業者/起業家は――存在するのである*1。第一回はガーナのNGOが仲介する案件を選んだ。それが先月の中ごろで、いましがた、融資が現地の起業家に渡った、というメールを受け取った。

ガーナのその NGO が紹介する他の融資案件をご紹介しておく。よろしければご覧ください。

http://www.kiva.org/app.php?page=businesses&partner_id=88&status=fundRaising&sortBy=New%2Bto%2BOld&_te=j

*1:無論すごい危なっかしそうなのもあるけど、それは最初から選ばなければよい。