神の山へ
いやまあ出発までまだ少しあるのだけど、もう準備でばたばたしているので、余裕があるうちにお休みモードに入っておく。
出エジプト記でモーセが燃える柴とヤハウェの使いにあったのはホレブ山だといわれているのだけれども、聖エカテリナ修道院の説明をみると、その柴が修道院の中だということになっている。列王記にはやはりホレブ山でエリヤが神と語りあったというのだが、それもシナイの、モーセ山とかいわれている一隅にあるということにあっている。ホレブ山はシナイ山だたのかわし知らんかった。十戒の板をもらったのはシナイだと書いてあるのでてっきり違う場所かとずうっと思ってました。
まあ20世紀的な実証科学の精神が疾うに否定している伝承なのかもしれませんが、調べていません。あまり興味もない。むしろ幾世紀もの間、その伝承をひとびとが信じて思いを寄せてきた、そのことのほうに、興趣を感じる。
とはいえルクソールの宿を二泊分取った後、エジプト国鉄の予約は数日前でないと取れないといわれるとか――なのでアスワンにたどり着けるかも実は謎。ここまで来ていけないと泣くなあ――、アスワンからアレクサンドリアまでの列車*1を乗る気まんまんでいたら現地の鉄道会社*2から連絡が来ないとかで実は三日目どこで寝るのかもよくわかっていません。これで本当にシナイ山にたどり着けるのか?*3 アラビア語全然出来ない*4のにこんなんで大丈夫なのかなあとおもうが、インシャーラーなるようになるよね。いや、ならないと泣きますよ私。。
というわけで、まだその辺をうろついてはいますが、行ってまいりますのだ。その間コメント欄は閉じて置きます。