サンタカテリーナ国際空港・その後

意外なところというか餅は餅屋というか(矛盾)、みみっく姉さま経由でサンタカテリーナ国際空港の謎の片鱗(大げさ)が判明した。以下は From Valvane という旅行情報サイトの2007年の記事。

ともあれ、就航初日の27日、バチカン航空はローマのフィウミチーノ空港から、ルルドの泉の奇跡で知られるフランスのルルドへ、信者を乗せて飛び立ちました。そして今後の予定としては、ポルトガルのファティマやスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラポーランド、チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院、メキシコのグァダルーペ、モーゼが十戒を授かったエジプトのシナイ山(聖カタリナ修道院)など、世界各地に点在する聖地への就航を計画しています。

バチカン航空、世界の聖地へ就航, 2007-08-30 - From VALVANE

関連記事:For the Pilgrim on a Budget, the Vatican Has Air Charters(ただしこの記事にはシナイ山への直接の言及がない)

New York Times によると「価格のライバルは Ryanair」というので、これはめちゃくちゃ安いですね。とはいえイタリアまでいかないと乗れなさそうですし、チャーター機専用のようなのでたとえ信者以外に開放されたとしても日本人が使うのは難しそうです。という話はさておき、チャーター機シナイ山巡礼にいくんだったら、やはり直近のサンタカテリーナ国際空港で発着しそうだな、やはりあそこは巡礼団チャーター機御用達なのかしら、と思ったのでした。

なお修道院のゲストハウスは、別に宗教を問わず(ていうか信者のみだったら私宿泊できていません!)、私がいったときはたまたま正教徒の巡礼団しかいませんでしたが、ネットではカトリックの巡礼団で行ったかたの体験記をみた覚えもあります。実際に、カトリックの人や英国国教会の人、はてはエジプトのムスリムの人なんかも泊まっていました。私は出会いませんでしたがユダヤ人も泊まるのかな。どの宗教にとってもモーセ預言者ですものね。そういう意味でも、まったりしたアジール的な雰囲気のある場所でした。それが聖地ということなのかもしれないですね。来るものを拒まず。それはなかなか私のような未熟者には難しい境地なのですが……