再会

KOF2008で、「他にも嬉しい話」があると書いたのですが、Linux界隈でアクティブな某氏に、ゲーム会にお誘いを受けたのですね。それも、プレイ機会の稀なウォーゲームのゲーム会。

下手の横好きで、とはいえ夫亡き後プレイの機会もめっきり減り、遺産といえば聞こえがいいが湿気を吸って経年劣化していくゲームの山(ちょっと大げさ)を抱え、どうしようかなあ、一人暮らしでゲームこんなに抱えてもしょうがないよね、と時にぷち鬱入っていた矢先ですので、喜んで参上仕りました。AGWという、あとで考えれば名前をどこかで聞いたような気もする、地元では老舗のサークルさんの例会。

お誘いくださった某氏以外ははじめてお会いする方ですが、ウォーゲーマーは常識のあるジェントルな方が多く、ここもその例に漏れず、楽しい時間を過ごしました、少なくともそのはずでした。

夕食のとき、はじめて改まった自己紹介をして、私の名前になんとなく反応している方々がいる。同じ名字の人を知っているらしい……そしてその人は「いない人」らしい。もしや、と思って、夫の名前を出してみますと、果たしてそうでした。

「改めまして、はじめまして。亡夫が生前はお世話になりまして」
「初めてじゃないですよ、ぼく結婚式行きましたよ」

私はもう大パニック。えっ? えっ? でもお顔に覚えがない><

お名前を伺ったらさすがに鶏頭のわたくしにも記憶が蘇ってまいりました。夫の大学のサークルの先輩と、そのサークルつながりで夫がお世話になっていた別のゲームサークルの方でした。そうしてその方々には確かに年賀状をいただいたり、結婚式の二次会に来ていただいたりしていたのでした。ていうか結婚式の三次会はM:tG大会だったのですが、その先輩は私が生まれて初めてM:tGの対戦をしていただいた方でした。穴が、穴がほしい(吐血)。ていうか自分爆発しろ。

「お会いしたのはあの時だけでしたからねえ  申し訳ございません不調法で^^;」とお詫びをして、その場はなごやかに色々な話をしてお別れしましたが、真にわたくしが七転八倒するのは、その夜遅く、その先輩は実は自宅に弔問に来てくださったことのある方なのではないかという疑惑が沸き起こってからなのでした。