WCJ2010 Tech Talk - MediaWiki Developers へ行ってきたよ!

というわけで WCJ2010 Teck Talk - Mediawiki Developers (11月7日、会場:IIJ大会議室@東京)、行ってまいりました。なおしばしば CamelCaseで書かれるのですが、"Mediawiki”が正しい表記です。と思っていたのですが、そうじゃないという指摘があります。勘違いか、あるいは表記が変わったのか。コメント欄も参照。

名目上はわたくしも企画者のひとりなので行ってまいりましたってのも変な話だが、東京、なにしろ遠いのでね*1

Hadoopをつかったテキスト解析・MediaWikiのライブラリ解説・Mediawiki開発者コミュニティに参加するには、と三大噺よろしくMediawikiをめぐる講演の後は、途中に休憩をはさみ合計50分のディスカッションと、みっしり技術系の話を詰め込んだ4時間30分だった、とおもいます。Twitterなどでみた範囲ではフロアも動画中継をみていた方も熱心に聴いてくださったようで、うれしい限りです。そして質疑がもりあがったのは、今回ボランティアで通訳を務めてくださった佐々木朋美さん(Global Voices)のきれいな英語と綿密な下調べに基づく的確な日本語翻訳*2のおかげだろうなと思います。

講演の詳細について、塚本牧生さんが、かなり正確な実況をまとめてくださっています(http://tsukamoto.tumblr.com/post/1506943209)。また撮影した動画もそのうち公開されるはずですので、そちらをご覧ください。

企画者のひとりとしては、この講演会に関わったすべての方に感謝したいと思います。今回の会場を提供してくださったIIJと当日会場&動画中継スタッフとしてご支援いただいた堂前さんほかIIJのみなさまをはじめとして、登壇者の御三人、通訳をしてくださったGlobal Voicesの佐々木朋美さん、スタッフのみなさま、とりわけウィキメディアのコミュニティのメンバーではないのに中心になってひっぱってくれた小山さん、受付を担当してくださったOpenOffice.orgコミュニティの瀧澤さん、大橋さん。瀧澤さんはRyanと意気投合したようで(詳細)、そのこともまたお声がけしたものとしてうれしく思います。企画段階でご支援・ご助言いただいた方々にも御礼申し上げます。そしてこうした運営・企画側だけではなく、後半の質疑の時間に、また懇親会で、熱い質疑で盛り上げてくださった参加者のみなさまにも感謝致します。技術系の詳しい話はわからないわたくしにも、よいセッションだったと感じられ、なのでキャンセル待ちがでているにも関わらず、当日80名近い方が連絡なくお見えにならなかったことはまことに残念に存じます。当日どうしても行けなくなるということはありえて、しかし会場では「補欠者」の方々が長い方は30分近く受付で所在なくお待ちくださっているのを見ていた身としては、お見えにならない方はせめてキャンセル通知をしていただきたかったなあ、と思います。たとえどんなに直前であっても。

よい反応があった(ようにおもう)のはわたくしの手前味噌に過ぎないのかもしれませんが、またこうしたMediawikiWikimedia周辺の技術的な話に焦点付けした会を企画できたらいいな、とは思っています。そのときはまたみなさまよろしく御願いいたします。

*1:なお、これはほんとうに最初は現地へいくつもりがなくて、ていうか関西オープンフォーラムの後だし、ただでさえこの時期は調子があがらなくて突然行けなくなる可能性も十分にあり、なので最初は自重して自宅静養するつもりでしたが、やはり我慢しきれなくなり、そして精神的にもだいぶ上向き加減になったので、行ってしまいました。強行日程がたたって、帰り/下り新幹線のなかで洗面所のほうにオートリバースして車掌さんにご迷惑おかけするのですが、それはまあ別の話。というわけでしばらくおとなしくしています。というわけで、メール書きとかペース落ちるけど、許されよ。

*2:どれだけすごかったかというと、フロアの人が「あの通訳の人はきっとエンジニアだよね」と複数信じていたという。プロの仕事をみたという気がしました。