KOF2008での講演スライドを公開しました。

先々週、KOF2008で行った講演スライドを公開しました。ライセンスは CC-BY-SA 2.0 or later.

ウィキマニアについての説明・主催団体であるウィキメディア財団とその「プロジェクト」について説明した上で、2005年以来の過去の開催地について簡単に触れ、コミュニティの交流と研究発表というウィキマニアの二大方針について説明し、いくつかの発表を個別に紹介しています。

発表中ちょろっと紹介している Kizu & Fannuchi's Translation panel ですが、こちらの自分の分のスライドも公開しました(英語)。相方の Maria の発表はウィキペディアでの翻訳者系投稿者についてアンケートを取り傾向を分析するというもので、これはたいそう面白かった。どこかにスライドがあるはずなので、そのうちご紹介します。発表のビデオは http://tinyurl.com/translationpanel-wm2008 にあります。わたくしの日本人英語が爆裂しておりますが*1、出席者にはむしろ「マイクに近すぎるよ!!」のほうが不評だったようです。どうもね、マイクに入ってないような気がして、近づいてしゃべりすぎるんですね。マイクコントロールって苦手なので、いつも発表の時には苦労して&みなさまにご迷惑かけております。。

*1:「こんなんでも通じるのか」と希望を持っていただければ幸いです。いやもうほんとうに。

再会

KOF2008で、「他にも嬉しい話」があると書いたのですが、Linux界隈でアクティブな某氏に、ゲーム会にお誘いを受けたのですね。それも、プレイ機会の稀なウォーゲームのゲーム会。

下手の横好きで、とはいえ夫亡き後プレイの機会もめっきり減り、遺産といえば聞こえがいいが湿気を吸って経年劣化していくゲームの山(ちょっと大げさ)を抱え、どうしようかなあ、一人暮らしでゲームこんなに抱えてもしょうがないよね、と時にぷち鬱入っていた矢先ですので、喜んで参上仕りました。AGWという、あとで考えれば名前をどこかで聞いたような気もする、地元では老舗のサークルさんの例会。

お誘いくださった某氏以外ははじめてお会いする方ですが、ウォーゲーマーは常識のあるジェントルな方が多く、ここもその例に漏れず、楽しい時間を過ごしました、少なくともそのはずでした。

夕食のとき、はじめて改まった自己紹介をして、私の名前になんとなく反応している方々がいる。同じ名字の人を知っているらしい……そしてその人は「いない人」らしい。もしや、と思って、夫の名前を出してみますと、果たしてそうでした。

「改めまして、はじめまして。亡夫が生前はお世話になりまして」
「初めてじゃないですよ、ぼく結婚式行きましたよ」

私はもう大パニック。えっ? えっ? でもお顔に覚えがない><

お名前を伺ったらさすがに鶏頭のわたくしにも記憶が蘇ってまいりました。夫の大学のサークルの先輩と、そのサークルつながりで夫がお世話になっていた別のゲームサークルの方でした。そうしてその方々には確かに年賀状をいただいたり、結婚式の二次会に来ていただいたりしていたのでした。ていうか結婚式の三次会はM:tG大会だったのですが、その先輩は私が生まれて初めてM:tGの対戦をしていただいた方でした。穴が、穴がほしい(吐血)。ていうか自分爆発しろ。

「お会いしたのはあの時だけでしたからねえ  申し訳ございません不調法で^^;」とお詫びをして、その場はなごやかに色々な話をしてお別れしましたが、真にわたくしが七転八倒するのは、その夜遅く、その先輩は実は自宅に弔問に来てくださったことのある方なのではないかという疑惑が沸き起こってからなのでした。