PhB39a isbn:3787310193

Vorrede 眺める。


あれ、目的論の話がここにはないような。
そもそも最初は『趣味の批判』だったという話はあるが。。V.X-IX*1あたりの

... ein Pz. der Beziehung des N.dinges auf das ... Übersinnlinnliches Wesen kann,

も前後 Lust / Unl. なので自然諸物の目的論的統制まで話は進んでいない。...ってか、ここで判断力に加えられる限定はせいぜいが「直感的判断力*2としての趣味の能力」(V.IX)であって、統制的原理ところか「目的論的」という言葉そのものが Vorrede にはない。……あえてそれらしきものを探せば "die Metaph. der N. und die der Sitten jenes Geschäft ausmachen werden"(V.X)だがこれだって第一部で収まるといれば収まる話*3

あれ?セーブしたら日付がクリアされてる。はてな

うにゅー?

*1:http://d.hatena.ne.jp/Britty において、 KU からの引用は Akad. Ausg. の頁付に従い、巻数と頁数を示す。

*2:美的とここではあえてまだ訳さない。

*3:第一部そのものがそうという噂もあるが。一方第二部では N.anlage vgl. KrV が出てくるので続いているといえば続いている。だかそれはカントの moralisch な構想の体系的要請から来るものであって、事柄に即した事態ではないかもしれない可能性を我々は疑ってみる必要があるだろう。