KdrV

14:30- Vorrede.
N村さんとだべってたらF場さんがいつの間にか来ていて学生机で黙々とテキストを読んでいた。スーツ着てたので誰かと思った、って髪を切ったのか。とりあえず「先生と呼ばないでください」は浸透しつつあるようだ。変な訳が出てきたので文庫だと思ったら「有福訳です」。ざわめく。PhB37a、Z.8の sie を Metaph. と取らず Herrschaft と取って、Z.13 は決めなかった気がする。Z.17 の Physiologie*1 でもめて、というかF場さんが嫌がって、gewisse に戻ってさらに騒動。Z.19 の es fand の前と非常に中途半端なところで終わって、F場さんは「こんなんでいいのかなあ。まあ量進んで分けわかんないよりましか」ともだえていた。確かに Physiologieでもめるってのは始めてみた展開。二年生の子が「ロックは文系ですよ。だって文系でしか出てこないから」というのもひそかにボディブロー入っていた模様。人間悟性の生理学なんだから生理学でいいはずだと主張するが「文系です」と一蹴され「えーそうかなー」納得いかないF場さんに誰も応援が出ず。ああ、壁が見えるようです。カントの「法学用語持ち込み」を文献に基づいて突き止めたのはヘンリッヒ*2。次回は10.5、A.IX, es fand...から。 

ああ、せっかく予習したのに進まなければそれはぴよるよな。N村くんが「(かう)全然進んでないですか(w」だからそういったですよわたくしは。

*1:郁文堂かどこかにすでに「自然学」の語はあるのだが、それだと Physik と違わないので嫌。だが有福訳では自然学なのだそうだ。マクファーレン本副島訳(目的論本)でもPhysiologieが自然学。

*2:Dieter?