死にたくなるとき

はてな匿名ダイアリーにて。なお私は医者ではありません。

一般的に「うつ病」の症状として言われているような、ひどい時には体も動かせなくなるとか、食欲や性欲がなくなるってことは全然ない。ただ、時々ふと気持ちが冷え込んで、死のイメージが膨らんできてしまう。

今、精神科医のところに通院しているんだけど、両親が心配してどちらかがついてくるので、心配かけたくなくて死の欲望のことを話せないでいる。医者は「一時的なもののようですね。良くなってきているようですから、もう少し様子を見ましょう」なんて言っている。

死に魅入られてる

希死念慮じゃないでしょうか。そして希死念慮うつ病の症状の一つです。

たんに死について考えるというようでもなく「死の欲望」であるようだし。「ひどい時には体も動かせなくなるとか、食欲や性欲がなくなる」というのは、症状のひとつでしかなくて、「うつ病を診断するために必須の症状」*1ではありません。うつ病の末に自死を選んだ私の亡夫は、死の半日前まで、ふつうにご飯を食べていたと思います。

ブックマークコメントでもどなたか指摘していましたが、一度、ご両親を伴わずに受診されて、この「死の欲望」について先生にお話なさるとよいかと思います。たいていの先生はいまどきメールをお使いになるでしょうから、書いたままをメールで送ってみるのもいいんじゃないでしょうか。あるいは診療時間中に電話受診をお願いすることも可能かとおもいます。

*1:ウィキペディア日本語版うつ病」によるとDSM-VIの診断基準では「抑うつ気分」と「興味・喜びの喪失」を必須の症状だとしている。