にくにくしい週末

これまでのお話:ホルモンを食べに行く (追記あり - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake

すでに概略が、はてなハイクご近所会@関西」に出ておりますので、簡単に。

お品書き

参加者は第一部がid:khashiさん、id:milestoneさん、id:cooonishiさん、id:namikawamisakiさんとそのお連れの方、それにわたくしの六人、第二部がid:khashiさん、id:milestoneさん、id:cooonishiさん、わたくしの四人、「おまけ」の部でid:cawawaさんが合流。なかなか賑やかな一行でございました。

以下、写真はすべてid:khashiさんのもの(CC-BY-NC-SA)を拝借しております。というわけでこのエントリも Creative Commons License, Attribution-Non Commercial-Shared Alike 3.0 (CC-BY-SA 3.0) or later でリリースしております。

ここがジャンジャン横丁です。

はじめ:串かつ

集合後、ご飯を食べていない人が案外におりましたので、ジャンジャン横丁の「やまと屋」で小腹をしたためました。ここはid:kokoroshaさんのおすすめのお店でもあります。二階には座敷もあって、予約ができるようです。かつおいしうございました。こちらは野菜の串かつ盛り合わせ。右からしいたけ・レンコン・ししとう・たまねぎ・かぼちゃ。

肉串かつもりあわせ。豚肉(ロース?)・車海老・イカなどを5種盛り合わせてありました。



(ソース)「二度付け禁止」の掲示はありませんでしたが、自主規制で二度付け禁止に。とはいえ味の濃いソースですので明確に禁止する必要はなかったのかも。>id:kanimasterさん

ここでほとんどの人がKOFこと関西オープンフォーラム(http://k-of.jp/)参加者だということがわかり、KOFの話で盛り上がりました。唯一微妙に乗り切れていない方に「……KOFってわかります?」と伺ったところ、「ゲームしかしらない」とばっさり一同返り討ちに。まだまだアウトリーチへの努力が必要なようであります。

第一部:天王寺動物園

2時半過ぎに入園しました。最初にみたのはフラミンゴ。二種を展示していたのですが、種名を忘れました……

3時からペンギンの給餌(飼育係さんのトーク付き)があって、わたしたちも見物しました。



天王寺動物園にはオウサマペンギン(左奥)・フンボルトペンギン(手前)・イワトビペンギン(右奥)がいて、みな給餌前はなんだかのったりのったりしているのですが、フンボルトペンギンは餌が投げ込まれると非常に俊敏になりました。反対にオウサマペンギンは目の前でフンボルトペンギンに自分の分のはずのアジをもっていかれて、そうして目の前で餌を奪われてもぼーと立っているままでした。餌が沢山あるせいなのか、ぼうっとしているせいなのかは分かりません。フンボルトペンギンは基本的に餌(アジ)が沢山足りていれば満足しているようなのですが、なかにはイワトビペンギン用のシシャモのおこぼれが気に入っているのがいて、アジが大量に撒かれたあとでもイワトビペンギンからくすねようと周りを徘徊しているのがいました。鳥にもいろいろ個性があるようであります。

レッサーパンダ

アミメキリン天王寺動物園にはサバンナ風の屋外展示場もあるのですが、わたしたちがいった時刻は遅かったので、もう屋内展示場に移されていた動物が多かったようです。

動物は基本的に立ったり歩いたり走り回ったりと動き回って見ているこちらもテンションが上がってくるのですが、そこへ水を差すのがライオンです。

尻尾も振らない。
みなで「テンション低いのう」といいつつ、見ておりました。
すると

あ、こっちを向いた! 観客は盛り上がりましたが、しかしこの後この雄ライオンは尻を向けて去ってしまうのでありました。ほんとうにあいそないのう。逆にこのあと見に行ったブチハイエナは二頭が走り回ったり噛みっこしたりと、テンション高かったです。

時刻が閉園間際なのでカバの展示場にいくと小魚だけが泳いでいました。残念だなあ、といいつつ移動してくると、水際になにか動くものが。

あっ。カバだ。

ほんとに大きいです。飼育係の人はみえなかったですが、展示場から小屋へ入る合図でもあったのでしょうか、二頭は悠々と泳ぎ、陸へ上がり、そうして入園者からは見えないエリアへ消えていきました。

この後、展示場の閉まりつつある動物園をぐるっと回ってくると、閉園時間の5時になりました。そこで間髪をおかず第二部へ突入。きょうのメインのホルモンを食べにいきました。

第二部:ジャンジャン横丁「本家ホルモン道場」

お店です。

第二部は4人だったのですが、運よく並んで座ることができました。2人以上で来られている方が多いように思いました。でも1人でも入れないことないかな。席はカウンターだけのようでした。

まずは盛り合わせ。

このあと、500円の皿を全部1つづつ頼んで、みんなで分けました。最初はお酒やウーロン茶と一緒にいただきましたが、途中から白いご飯と一緒に。つけてある味が濃くて、ごはんと一緒にいただくのでちょうどよい感じです。にごり酒を頼んだ方もおられました。ここのお皿は全体に油で焼くので少し油が強く感じた方もおられたようでしたが、キャベツやモヤシをたっぷり添えてあるせいか、私はそれほどきつくは感じませんでした。

id:milestoneさんが、看板をひととおり撮影しておられました。これはわたしたちが座っていた後ろに掛かっていた値札かな。

いただいたものを順不同で

  • アブラミ:文字通り脂身。でも焼いている途中で脂はほとんど落ちてしまうようで、むしろあっさりに感じた。脂が落ちたあとのアブラミは繊細なレースを食べていくような感じで、それも面白い。
  • ツラ:わりと肉っぽい感じ。どこの部位なんでしょうか。
  • タン:5mmほどに分厚く切ってあって、弾力がある。肉の味もしっかりとして主張のある味。その辺の焼肉屋の薄々なタンとは違う食べものに感じた。
  • ミノ:これも弾力がとても強い。固いというのではなくて、歯の上で撥ね返るような感じ。噛みしめるほどに味が染み出てくる。わたしはこれで、ミノというものに対する観念が変わった。
  • キモ:おなじみのレバーですが、まるでペーストのように柔らかく、それでいて滋味がある。
  • ココロ:ハツ。キモにまだ少し生臭さがあるとすれば、これはその臭みを取って、少しプリプリとした歯ごたえをつけたような感じ。
  • チョウ。テッチャン。いままでの剛い味のものと比べると、これはどちらかというと淡い味。箸休めにいいかも。プリプリとした歯ごたえ。
  • マメ。腎臓。味はタンに近いが、もっと弾力があってつるっとした舌触り。ぎゅっと詰まった味。たしかにこれをバタで焼いたらおいしそうだ。
  • コメカミ。この日食べたなかでは、肉っぽい感じがする。しっかりした歯ごたえ。
  • マルチョウ。どこの部位なんでしょうか。おいしかったことだけ覚えている。
  • 赤セン(マイ)。これもミノと同じく、ぶりぶりした歯ごたえ。口の中で何度もかむ。ひだひだが多く食感がおもしろい。
  • 生レバ。生はわりと最初のほうにお願いしました。いくつか味が選べるのですが、生姜しょうゆをお願いしました。生レバーを薄くきったのに、新鮮な下ろし生姜を添えて、しょうゆで食べます。焼いたのとは違うむちっとした食感が嬉しい。
  • 生セン(マイ)。薄くきったセンマイを、オレンジ色のソース(酢味噌なのかな?)でいただきます。これも淡いなかに滋味があって、食感もまためずらしく、おいしくいただきました。焼きものと違ってすぐ出てきますので、最初に頼んでおくとよいかも。

締めは「野菜とあご肉のあっさりスープ」(写真)。これが200円は安いなあ。お昼なら、このスープとご飯だけでもいいかも。そうしてお値段ですが、お酒の分もいれて、一人頭2500円程度でした。終わると、ちょうど6時半を少し過ぎたところでした(証拠写真)。

このあと梅田へ出て、部隊の再編を行い、お茶をして、9時過ぎに解散しました。わたしはお酒は飲んでいなかったのですが、最寄り駅について、屋台のラーメンで真の締めをしました。なんというか、とてもとても寒い日だったのですよ!

お疲れさまでした。はてなハイクのみなさまはいろいろオフ会企画がこの後も目白押しのようです。設営の苦労などもお伺いしましたが、いっぽうホルモンオフはただ楽しく過ごさせていただいて――えっと、集合場所の指定がものすごう甘くて、最高気温4度という厳寒の街の中を30分くらいみなが迷走したということは軽微な誤りだったということで、いや本当にごめんなさい><。みんなの顔と連絡先を知っているkhashiさんがいてくれて本当に助かりました。ありがとうございます。また、お店を教えてくださったkokorosha さんにも感謝します。

ホルモン堪能いたしましたが、個人的には「コブクロ」がなかったことが残念です。またどこか別の店でチャレンジしたいと思います。天王寺動物園は広大で半日では回りきれないということもわかりました。これもまた捲土重来を期したいと思います。

こない奴ですが、またよろしくお願いします。