笑い

『時間と自由』ことエセーは書像*1があるのに。

id:hidex7777 『はははははは!↑「はてなのことをあげつらっている場合じゃない。」の後ろに「[3] 航海[航-【映画】撮影段階や製作 」とか書いてあって(<アンテナ)ぜんぜん怒られてる感じがしない!(笑)』 (2004/04/22 01:35)

  1. なぜ「怒られてる感じがしない」のか
  2. なぜおかしい=笑いが生ずるのかあるいは
    1. 「怒られてる感じがしない」ことが笑いを呼ぶのはなぜか

とりあえず「欠如」は笑いを呼ぶ‐「ひとり会話」はひとり会話でないことを「知っている」「予想できる」観者にとってのみ笑いを誘発するのではないだろうか?と想定。それは観者/観察者*2にのみ可能となる心的態度なのではあるまいか。

まとまらない。宿題。
vgl.

# yakumoizuru 『ええ、ええ、まったくろんりどおりですわ(これわ自慢ではありません)。にしても、さきほどのさかいさん独り会話――ではないわけですが――はおもしろかったなァ。こんどは hidex7777さんのコメントが壊れ気味に。』
# hidex7777 『ほんとだ(w)あさっての方向を向いてへらへら笑ってる壊れた人みたいだ(w)いい感じだ』

これはHBのLe Rireに類似の例があったような気もする。

  • 参照点を欠いたテキスト支持体と笑い。反対にしりとりの途中を抜いたら笑いは起こるだろうか? 起こらない気がする。それ以前に、「しりとり」の面白さは何に由来するのか。−他の言語でしりとりはあるのかどうか*3
  • 話者の意図しない効果。言説の再配置と新たな意味連関(=「みたいだ(w)いい感じだ」)における笑い。

まあ当面の課題ではないか。

*1:造語してます?

*2:私はいまアレントのKU講義について考えている。

*3:見落としかもしれないが、USENET等でみた記憶がない。örkutに素朴な言語あそびのグループは……記憶がない。Tinac は「ひとり会話」に通じるメタレベルの笑いだし、LotW はもう少し言語学的関心のほうが強く、娯楽ではあっても「遊び」ではない。