諸学部の争い@ジオ亭 

近代大陸法制度史と法思想史

  • Pandekten*1から各国法整備への継承的発展。バイエルンプロイセン、フランス、オーストリア
  • 英国自然権思想と大陸自然法思想。Hobbes の「新しさ」。
  • 『諸学部の争い』。翌日、「かれら」を人間として擬制するための装置としてKの法論は成立していると気がつく。ある人の言伝えぎき「Kと哲学は不要である。あれを実践できる人間はKのような人だけだ。そしてKのような人は指令なしにそれを実践するから」、なおFは「かれら」を人間ではないと切り捨てていますが、しかしそこにいるものに法を適応しないわけにはいかないよなあ。
    • 法を知らないで侵犯すれば罰せられる+責任能力の概念を外挿するというのも、自然人を法的=人倫的主体として扱うための擬制なのかしら。

雑録

  • そういやゲームの話をしませんでしたな。新刊はないが店は開けているとのこと。準備会出てるのか。えらいなあ。
  • ここ数年のいわゆる「政局」回顧と早分かり時事問題サーベイ。「都立大改革」問題については別項で。
  • 持続するということ。元外相。あの方。ご当地ネタのつもりだったのですが、活動を再開しておられたよし。……まあ、お元気そうでなによりです。
    • 彼らは去り、われわれは残る。倫理的直観。運命への愛。永遠の相のもとに。なお導出は可能だろうが*2そのものはない模様。Tractatus Logico-philosophico にはまだあたっておりません。
  • 訪朝関連は先生の観測通りの展開になりつつありますな。ていうかならないとただの腰砕け。
  • 幾千のあなたたちへ。鍵を。ほら! 道、寂しくだらだらといとおしく長々とその

*1:ドイツ語では sg.nom. -um, -us は弱変化名詞。

*2:なにせタイトルが Ethica だし。