白葱二題・焼き葱の炊き込みご飯を作ってみました&葱とじゃがいものスープ

週末に風邪を引いて、臥せっておりましたので、葱とか生姜とかを使った食事を普段より少し多めに食べている今日この頃、みなさまいかがおすごしでしょうか。

さて、おととい見たレシピが気になっていたので、さっそく昨日作ってみました。

じっくり甘みを出して焼いた長ねぎの炊き込みご飯です。ふんわり香る長ねぎの香りと、とろっと甘い長ねぎ。こんな味なんだぁとしみじみしてしまいます。

☆焼き長ねぎの炊き込みご飯☆ by シェフミニー 【クックパッド】 簡単おいしいみんなのレシピが308万品

2合分のレシピを基本その分量で、少し自己流にアレンジを加えて作ってみました。白い長葱をざくに切ったものをフライパンにごま油を敷いて焼き、しょう油・酒・みりんを加えて、炊き込み飯にするというもの。なかなか美味でした。1合は冷凍して取っておこうと思ったのだが、一晩で2合食べてしもうた。最近は食が細くなっているのでこういうことは珍しいのですが……

変えたのは以下の部分*1

  • 元のレシピで葱2本だったのを1本にした。
  • しょうゆ小さじ1/2だったのを淡口しょうゆ大さじ1にした。
  • 葱を油で焼くとき、「弱火で」とあるのを最初強火で焼き色をつけ、あとからじっくり弱火で焼いた。また焼くときにはふたをした(ふたをすると火の回りがよくなります。茶色い玉葱の作り方もご参照ください)。
  • 葱を油で焼くとき、先に生姜ひとかけを加えて味をつけておいた。
  • 酒は直接、飯がまに加えるのではなく、葱を焼いた油を軽く取ったあと、フライパンを熱してひと煮立ちさせ、香りを移したものを使った。

しょうゆの量が増えているのは、私がおこげが好きだからで、たくさんおこげがほしいのでわざとしょうゆを増やしています。その分ご飯が辛くなり、また色目もすこし濃くなります。これは人によって好みの分かれるところかも知れません。元のレシピより葱を減らしてみたのですが、これは元の分量のほうがよかったようです。米2合あたり1本でもおいしくいただけましたが、やはり米1合に葱1本にしたほうが、葱の濃厚な香りと味をより楽しめたのではないかと思います。

いただく際には白胡麻をたっぷり振っていただきました。サイトの写真をみていると、海苔をかけるアレンジもありますね。細く切った白髪葱を少し添えるのも綺麗かもしれません。おかずは揚げの漬け焼き。普段なら大根おろしを添えるところですが、ご飯が葱たっぷりなのでさぼりました。でもちょっと甘え目の献立になったので、大根おろしがあってもよかったかな。

白葱の献立では、皮を剥いたじゃがいもと一緒にとろとろになるまで煮て、スープにしたのもおいしいですね。フランスの家庭料理で、元来のレシピではポワローで作るのですが、わたしはいつも日本の白葱で作ってます。塩と胡椒だけで味をつけるのですが、冬らしい滋味のあるスープになります。濃厚な味がお好きな方は、牛乳を足して味を加減するのもよいかと思います。分量を書いておきますので、どうぞお試しください。

材料
・白葱 2本
・じゃがいも 4つ
・水  適当
・黒胡椒 1粒
・塩  好みで
・あさつき 少々(あれば)

  1. 白葱は青い部分を除き、ざく切りにする。
  2. じゃがいもは洗い、皮を剥き、3つか4つくらいに切る。
  3. 白葱・じゃがいも・胡椒を鍋に入れ、ひたひたに水を張る。
  4. 鍋を弱火にかけ、野菜が煮崩れるまでことこと煮る。鍋にふたをするのを忘れずに。ただし吹きこぼさないように注意。
  5. 野菜が十分にやわらかくなったら、スープに塩で味をつける。野菜が塊になっているのが気になるようだったら、木べらでつぶすとよい。
  6. 出来上がり。スープ皿に盛り付けて出す。あればあさつきを微塵切りにして、薬味に添える。

気力と時間があったら、裏ごししてもよいです。この場合はサーヴする前に温めなおします。私はほとんど裏ごししません。なおこれにクリームで味をつけ冷やしたものがヴィシソワーズです。あちらは夏のスープですね。

葱とじゃがいものスープ、とても簡単で、身体が温まって、腹持ちもよいです。時間は下ごしらえをいれて1時間弱。うんと急いでいるときには電子レンジで切ったあとの野菜を加熱したあと水で煮るという裏技もありますが、30分は弱火で煮たほうがおいしく出来ると思います。

一日一チベットリンク青海・チベット自治区、2009年から鉄道整備ラッシュ - 中国国際放送局、2008年12月10日。

*1:たんにレシピをきちんとチェックしなかったからだという説もあるが、きにしなーい。