ラドラー

Radler, - m. 1)自転車走者 2)ビアカクテルの一種。

ミュンヘンに住んでいたときは、いつもラドラーを飲んでいました。レモネードでビールを割ったもので、ごく軽くてアルコールに弱い私には持ってこいでした。語学学校の飲み会でも女の子は基本的にみんなラドラー飲んでました。ていうか、そこで教わった。語学学校の午前クラスに通っていたので、お昼は学校の近くで軽く食べて、そのまま図書室にこもって宿題と補習の課題*1を済ませ、ネットでちょっと遊んでから3時から4時にビアホールへ行き(市役所の前にあるアウグスティーナーという会社のビアホールでした)、ラドラーの500mlだか750mlだかを頼み、クリームのやらりんごのやらトルテ*2をつつきながら1時間くらい気を抜くのが平日のパターンでした。咽喉越しがよくて食事にもお菓子にも合うラドラー最強っす。とはいえ実はケーキなら同じ通りのすぐ傍にあるパン・菓子屋 Richard のほうがおいしいということに気がつくのは滞在もだいぶあとになってからだった。

日本に帰ってくると、この手のビアカクテルが全然なくて、ビールでなければウーロン茶になってしまうのが残念だったのですが、どうも通販で買えるらしいです。「はてなハイク」でヒントを下さったid:kmiuraさんに感謝!

フェルティンス ラドラー
Veltins Radler
フェルティンス ラドラー
飲み頃温度適温: 4℃ 合う料理: ハンバーガーなど

【新商品】
ビールをレモネードで割ったさわやかなビアカクテル。ラドラーとは、自転車で荷物を運ぶドイツのメッセンジャーのことで、彼らが日中流した汗を、ビールよりアルコール度数の低いレモネード割ビールで補ったことが名前の由来。しっかりとした味わい。
在庫 : ◎
容量 : 330ml
1箱入数 : 24本
アルコール : 2.9%
スタイル : ビアカクテル
生産地 : ノルトライン=ヴェストファーレン州
1本あたり : \580(税込)
1箱あたり : \13,920(税込)

ドイツビール通販サイト bier.jp - フェルティンス ラドラー

いままでなぜ「自転車走者」とこの飲み物が呼ばれているのか謎だったのですが、このサイトで謎が解けました。

ビールよりは弱くて軽く、レモネードよりはどっしりして、ぐいぐい飲めて、暑い日の午後にぴったりの飲み物だと思ってます。日本のビアホールでもはやらないかなあ。しかし1万4千円か。悩むな。家で自分でレモネード作ってビール割って飲むのとどっちが安いんだろう/って日本のラガービールでドイツのラドラーの味が出るとは限らないのか。。悩ましいですね。

*1:私は聴取に難を感じていたので、担任と相談して聴き取り強化用の別の教科書を使って1日1ページくらいのペースで課題をこなしてました。

*2:ドイツのビアホールは昼ごはんくらいの時間から営業を始めていて、ケーキ類も結構充実している。

全講演のビデオが公開されました

http://www.bibalex.org/isis/Frontend/archive/Archive_Movie.aspxWikimania2008の全講演のビデオを公開しています。 

一部の映像に欠落があるという話ですが、撮影チームがただいま鋭意対策中です。続報をマテ。

私自身の出席レポートは http://wikipedia.g.hatena.ne.jp/Britty/?word=%2a%5bwikimania2008%5d にあります。

サンタカテリーナ国際空港・その後

意外なところというか餅は餅屋というか(矛盾)、みみっく姉さま経由でサンタカテリーナ国際空港の謎の片鱗(大げさ)が判明した。以下は From Valvane という旅行情報サイトの2007年の記事。

ともあれ、就航初日の27日、バチカン航空はローマのフィウミチーノ空港から、ルルドの泉の奇跡で知られるフランスのルルドへ、信者を乗せて飛び立ちました。そして今後の予定としては、ポルトガルのファティマやスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラポーランド、チェンストホーヴァのヤスナ・グラ修道院、メキシコのグァダルーペ、モーゼが十戒を授かったエジプトのシナイ山(聖カタリナ修道院)など、世界各地に点在する聖地への就航を計画しています。

バチカン航空、世界の聖地へ就航, 2007-08-30 - From VALVANE

関連記事:For the Pilgrim on a Budget, the Vatican Has Air Charters(ただしこの記事にはシナイ山への直接の言及がない)

New York Times によると「価格のライバルは Ryanair」というので、これはめちゃくちゃ安いですね。とはいえイタリアまでいかないと乗れなさそうですし、チャーター機専用のようなのでたとえ信者以外に開放されたとしても日本人が使うのは難しそうです。という話はさておき、チャーター機シナイ山巡礼にいくんだったら、やはり直近のサンタカテリーナ国際空港で発着しそうだな、やはりあそこは巡礼団チャーター機御用達なのかしら、と思ったのでした。

なお修道院のゲストハウスは、別に宗教を問わず(ていうか信者のみだったら私宿泊できていません!)、私がいったときはたまたま正教徒の巡礼団しかいませんでしたが、ネットではカトリックの巡礼団で行ったかたの体験記をみた覚えもあります。実際に、カトリックの人や英国国教会の人、はてはエジプトのムスリムの人なんかも泊まっていました。私は出会いませんでしたがユダヤ人も泊まるのかな。どの宗教にとってもモーセ預言者ですものね。そういう意味でも、まったりしたアジール的な雰囲気のある場所でした。それが聖地ということなのかもしれないですね。来るものを拒まず。それはなかなか私のような未熟者には難しい境地なのですが……

一日一チベットリンク: Candle for Tibet

A CIVIL ACTION AND A WORK OF ART
Candle for Tibetについて

2008年8月7日は北京オリンピックの開会式の前日です。この日、私たちは世界最大の光のプロテスト(抗議)を行います、その時、少なくとも1億人以上の人々が世界中でキャンドルを灯し、チベットの自由にYESを言います。

あなたにして欲しいことは2008年8月7日午後9時(*日本では8月8日の夜、北京オリンピックの開会式が行われる時)に、ただキャンドルを灯すだけです。

あなたの家や仕事場や公共の場でキャンドルを灯してください。キャンドルを窓辺や机の上など他の人に見える場所においてください。願わくば、あなたのキャンドルを見て、同じことをするように。

Candle for Tibetについて − Candle for Tibet: チベットに祈りの灯火を

すでに紹介したような気もしますが、だとしても再掲。8月7日から8日にかけて、オリンピックの祝祭の陰でチベットの苦難に思いを馳せる Candle for Tibet です。日本でもいくつかの場所で8日の宵にイベントが企画されているようです。詳しくはサイトでご覧ください。私は扇町公園のキャンドルライティング(これ自体は Candle for Tibet の一環ではないが、主催者の方によれば参加した個人が自分のろうそくを Candle for Tibet の一環とみなすことは歓迎する、そうです)に参加する予定です。