初心者による初心者のための英語の本
タイトルはホッテントリメーカー。
RQについてご教示下さったid:mallionさんが
mallion *教育 最近のこのシリーズのエントリを読んでいて英語を勉強しなおしたくなってきた。
はてなブックマーク - すでにガラパゴスだった日本の英語教育 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
といっておられたので、ご返礼がわりに、また応援として、私が英語初心者時代に読んで深く印象に残っている本をいくつかご紹介しておく。ただし以下に挙げる本はすべて、いつ読んだかは記憶にないほど昔に実家で読んだものと思われ、つまり今のうちの本棚にはなかった。なので内容はすべて記憶に頼って書く。実際に本を手にとってみて「いや違う全然違うよ、書名間違って覚えてね?」ということがあってもごめんなさい勘弁してください。恥ずかしながらさいぜんございましたように、細部の記憶力はわたくし弱いのです……。
- 作者: 倉谷直臣
- 出版社/メーカー: プレイス
- 発売日: 2008/01/01
- メディア: 単行本
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- 作者: マーク・ピーターセン
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1988/04/20
- メディア: 新書
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Person to Person: Student Book 1: Communicative Speaking And Listening Skills
- 作者: Jack C. Richards,David Bycina,Ingrid Wisniewska,Ingrid Wisnieska
- 出版社/メーカー: Oxford Univ Pr
- 発売日: 2005/08/04
- メディア: ペーパーバック
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- 作者: 渡部昇一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1977/06
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ミスター同時通訳の「私も英語が話せなかった」 (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 村松増美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/01
- メディア: 文庫
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五冊目には、村松増美『[asin:4377403966:title]』、1978年をいれておく。
村松氏が英語の全然出来ない状態でアメリカの占領軍のタイピストとなり、日本でも有数の同時通訳者になっていく過程が、さまざまなエピソードを交えて語られている。これも最初に紹介した倉谷本と同じく、教科書というよりは英語にまつわる軽妙なエッセイとして気軽に読めるかと思う。しかしアマゾンのデータからするともっとも版の新しい文庫版(上掲)も絶版なのですかね。まあブックオフに落ちていたら幸運ということか。
英語に関する本はもちろんまだまだ沢山ある。また英語に関する本以外でなく、言語一般や他の言語についての本も、自分の英語観には影響しているだろうと思う。とはいえここでは自分がもっとも楽しく読めた、かつ記憶に残っている本をご紹介した。みなさんからもお勧めの英語の本を伺いたいなと思っていますので、ご紹介をいただければ幸いです。
7:03 追記:さっそくブックマークいただきありがとうございます。id:sentaro0525さんのコメントで、ひとつ忘れていた本を思い出しました。
- 作者: 中津燎子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1978/04
- メディア: 文庫
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追記2
辞書・文法書篇を書いてみました。いただいたTBへのお返事でもあります。英語の辞書の憂鬱 - 鰤端末鉄野菜 Brittys Wake
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一日一チベットリンク。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081203-00000011-rcdc-cn
*1:15:48追記。ここは「スゴ本」ブログさんによると記憶がねじまがっていることが分かった。鶏一匹まるごとたべちゃったイメージなのはそうなのだが。