リアル・システムキッチン 

池上君がこんなことを書いていた。

こうなると、重要なポイントの一つに、朝出かける前に冷蔵庫の中身をチェックしておく、という作業が入ることになる。無駄な買い物を避けるためである。余っている材料から、夕飯のメニューが決まることもある。

http://madscientist.jp/~ikegami/diary/20090107.html#p02

甘い! 甘いぜ! 甘太郎だぜ! 毎日買い物をする必要がないほど効率的に設計された台所の補給システム、これなくして引きこもり研究生活はなりたたない。いやまあ私は最近ぜんぜん書いてませんが。とにかく、三度の飯より買い物が好きだったり、あるいは商店街のおばちゃん以外と女の人と会話の機会がない、あるいは家に三歳児がいてとても毎日乳製品を買うのでなければ追いつかないというような特殊な場合を除き、買い物を毎日しなければいけない状況に、研究者は自分を追い込むべきではない。

そこでリアル・システムキッチンの登場だ――これは台所の什器備品のことをいっているのではなく、ロジスティックスを含めた台所のシステム化の提案である。これによって以下の改善がもたらされる。

  • 買物時間の短縮:四半期に一度の大きな買物の他は、一週間に一度、30分から一時間ほどの食料品買い出しにいくだけでよい。買物に費やしていた時間を、読書等に振り向けることが出来る。
  • 献立作りの効率化:台所にある食品をほぼ完全に把握することが可能になり、備蓄食糧の残量から演繹的にその日の献立を考えることが出来る。献立に悩まなくてよい。
  • 健康な食生活:必須栄養素を満足するように備蓄食糧を確保済みであるので、あるものを使っていれば自然とバランスの取れた献立を作ることが出来る。
  • 外食費の圧縮:家で料理・食事をするのが楽しみになり、外食が減る*1。これによって外食費を圧縮できる。むろん、外食回数を減らした分、より高級なところでたまの食事を楽しむことにしてもよい。

さて、では、どうするのか。何をいつどこで買えばよいのか。その話は次回に譲りたい(続く*2

*1:ただし料理をするだけの気力がある場合。精神的に余裕がないときには、外食をいとわずご飯を食べることを優先させたほうがよい。

*2:これ書き出すと量があることに気づいたので、ブクマが10付いたら続きを書きます。いや買物リストはいままで電子化したことがないので、まじ打ち込みがしんどいんよ。