2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧

骨休め

している場合ではないのですが。絶不調で思考がまとまらない。 ウィキペディアに久々に記事を書いてみました。こんなに量を書く必要はなかったのですが、頭がうにょうにょしているときに何も考えずに長文を書くと、すこしすっきりする(待て)。というわけで…

シェリングとスウェーデンボルグ

注の対応を調べるといううだうだな仕事をしていて、うだっています。ブーフハイムのPhB版『自由論』序文によると、ベーメとシェリングが始めて出会うのは1806年*1、エーティンガーのSwedenborgの中でだ、というのだが、どうもそのタイトルまんまの本は存在し…

あなたを忘れない

だがウィキペディアでは忘れ去られているようだ。削除票のついた削除依頼が年を越している。予告編を見に行ってちょっと泣いた。だがだいぶ話を作っているなあ……。そのときホームには人はまばらだったと聞いているが。NHKのクローズアップ現代では、「儒教」…

狭い世界

マルティンゼン*1の翻訳本の解説を読んでいたら、この人、ミュンヘンでシェリングやフランツ・フォン・バーダーに教わっているのですね@_@ そいうつながりなのか……1830年代のことなのですが、その頃バーダーはマルティンゼンにベーメを勧め、レポートを書か…

道草

原稿をやらなきゃいけないのだが、それはちょっとお休みして借りてきた本を遅まきながら読んでいる。予期していたことではあるが、使えそうな部分はそう多くないんだよな……やはり例のゲルノート・ベーメの自然哲学本の着想は新しかったということなのか*1。…

カントリンク集

ふと気が向いて、orkut に2年ぶりか? でアクセスしてみたら、こんなのが来ていた。 - http://www.hkbu.edu.hk/%7Eppp/Kant.html Kant on the web (S. Palmquist)http://www.arts.cuhk.edu.hk/Philosophy/Kant/cpr/ Search-engine empowered Critique of Pur…

お買い物メモ

伊吹先生の『ヨハネ福音書註解』の2巻が今日出たはず。

文献リスト

お目当ての本*1以外にせっかくいくんだから、面白そうなものはないかと思って、所蔵リストを眺めてみると、面白そうなものがいくつか。でも違う講座の本だなぁ。。 Dufour, D-R. Lacan et le miroir sophianique de Boehme, 1998 「鏡」のモデルは存在者同士…

がちょん

ようやく実家に来ている。せっかくなので、母校へ顔を出し、地元では見つからない文献をコピーして帰るつもりでいたのだが、眼が覚めてみると午後3時(あたた)。以前は遅くまで開いていた事務室もいまは5時までという話を聞いているので、明日にしよう、と…

エウレカ

気がついてみれば何でもない話。自分の日記が検索でかかるのが嫌で、「迷宮のような日記」(ある人にいわれた)を書いていたのだけれど、なんのことはない、-site:hatena.ne.jp/userid で回避できるのであった。とはいえ以前に書いたものを全部書き直すのは…

16.48 咲き誇る百合

http://d.hatena.ne.jp/Britty/20040317#p3以前宿題にした箇所。あらためて通読するとそれほど難解ではない気もしてきた……7章と、また伝統的なキリスト教の象徴体系とあわせて考えると、百合は「謙譲のうちにある人間」=「神の恩寵のうちに在ることを自覚し…

はじめにことばがあった

ことばによって語る、あるいは、何かが「語る」、そのとき「ことば」とは―いや「語る」とは何か、それはいかなる事態なのか、ということを最近ずっと考えています。ゲルリッツの靴屋ヤーコプ・ベーメはいう、自然は語っていると。彼はここにある形象、感覚与…

ごあいさつ

あけましておめでとうございます。諸般の事情でひさびさに関西で正月を迎えた。例年と同じく、年末は死んだようになっていましたが、それでもまあ生きているから死んだようになっていられるのですね。日々これ好日。でもノロウィルスでへたって降誕祭聖体礼…