Bhm,J.SR

16.48 咲き誇る百合

http://d.hatena.ne.jp/Britty/20040317#p3以前宿題にした箇所。あらためて通読するとそれほど難解ではない気もしてきた……7章と、また伝統的なキリスト教の象徴体系とあわせて考えると、百合は「謙譲のうちにある人間」=「神の恩寵のうちに在ることを自覚し…

はじめにことばがあった

ことばによって語る、あるいは、何かが「語る」、そのとき「ことば」とは―いや「語る」とは何か、それはいかなる事態なのか、ということを最近ずっと考えています。ゲルリッツの靴屋ヤーコプ・ベーメはいう、自然は語っていると。彼はここにある形象、感覚与…

SR16.3

3. Dann das ewige Wort oder der Goettliche Hall oder Stimme, welche ein Geist ist, das hat sich in Formungen, als in ein*1 ausgesprochen Wort oder Hall mit der Gebaerung*2 des grossen Myterii, eingefuehret : und wie das Freuden-Spiel im Ge…

見取り図

自然、もの、しるし 1. Sig. 2. 抗争 外的な自然へ 3. Myst. Q.d.N.:「しるし」から7つの「姿」:語りだしとしての「しるし」 4. 四つの元素/境位と星辰(7つの)自由の欲と惑星 SR4.25-41. vgl.SR11 5. 三原質、とりわけ硫黄(Sul-Phur)の死(vgl.SR.13) …

訳語確定 Element (vier E.en) 1.境位 2.元素 3.エレメント→ 5.Essentz(quinta essentia)。エッセンス。あるへみ。 Eigenschaft 固有性(性質とはしない;Qual[ität]と区別するため) Wesen 本質、あるいは本質存在、「在る物」(なので Essentz は本質とは…

SR Kap.13 Geist/Coerper => S/Lb

A.Sprechende Wort, s Sprechen, s Sprechende / s Ausgesprochene SR13.2 3. s Spr.nde ... in der Ew.keit: s Ausgesp.ne in der Zeit Nt d Ew.kt : N d Zeit 後者「光と闇という二つの固有性によって把握され、……語りだされたことばのなかでは四つの元素…

SR Kap.12

A.キリスト・ことば:語る/語られた 1. Tod Chirsti = 自己性・我性(Selbheit)の死。父へのゆだね(gab) -> Gelass. 2. GOttes Geist 南原訳いや。この Person は位格ではないのか……人格の意味も込めてるな。靴屋いけず。 3. Creatur Christi: それでか? E…

訳語

そうだ、漢語じゃだめなんだ。靴屋だぞ。靴屋。 Verstand の訳語がまだ決まらん。

寄り道

生ける本質性(Wesenheit) SR12.6 有性とやりたくなった。西谷にひきづられてるか? 在性。…… Realität はそういや使わんな。 純粋な神的エレメント(境位)の甘さ(SR12.5)と怒りの憤怒(抑怒)(SR12.6)。後者、訳語が悪い。 西谷に倣い「怒りの気概」にする…

寄り道

PdK では「洗礼・聖餐・受難」なのが SR7.35 では「キリストの人性の全プロセス」は受肉・復活・聖霊降臨。最後をキリスト論と直接接続させる/に含めるのは、一般的ではないような。 はてな。

第七章 いかにアダムは天国楽園にあり、ルチフェルは天使であったのか、また彼らがイマギナツィオーンと高ぶりによって頽落したか

西谷では高ぶりは Hoffahrt だな。MMやEGだとそうなのか?ここでは Erhebung. 自己賞揚とでもいおうか。 辞書。昇任、昇格とともに反乱や蜂起の意味あり。ベーメ的だ。 西谷の Impression 自己圧縮 という訳語は巧い。s Fiat に触らないのも巧い。Impression…

寄り道

誤変換: SR4.14「したがって時間的な精神の飢えは時間的な進退を、永遠な精神の飢えは永遠の進退を与え」永遠の進退ってどんなんだろ。最後の審判? しかし靴屋の神学って微妙だな。 久々に外出。

寄り道

SR8.20 草の観察。Mの色は緑。イコンの下地もたしか緑だな。そういえば。 SR15.23 :D 南原訳、つくづくうまい。 非もて度ランキングにふと SR16.17-19 を連想。生産する愛の欲って、今気がついたけど『饗宴』ぽくもある。で当のチェックは32%でした。一般人…

神の歓びの楽器: 道具とやりたい気もするんだが またはうんと開いて「喜ばしき戯れの遊具」。

音楽がらみおさらい。南原「用語解説・索引」「言葉は論理的であるよりまず音楽,神の息吹と人(楽器)とのたわむれ」cxxiii. たしかに構造体として考えてはいない感じ。ここで共同主観性とかいうのはやばげなのでよしておく。 音楽 SR12.13-15 比喩 SR1.5-1…

さて、ひびき (Hall) あるいはかたり (Sprach) によって、ひとつの姿(Gestalt)は他の姿のうちへ描き入れられる。(SR1.4)

ルール: かたり Sprache ことば Wort 南原訳は区別していないが、Wort はヨハネ伝のロゴスの訳語に当たっているからキリスト論と直結する。少し慎重にわけていく必要あり。てかタイトル『「ひびき」と「かたり」』で出してるしな(w ひびき:テクストをチェ…

本題

SR10.83 「時間の本質はまたそのような固有性のうちにたつ、つまり人間は時間本質からひとつの像のうちへと創造され(生み出され)、あらゆる本質存在(Wesen)の極み(Auszug)であり、時間と永遠(双方)の完全な像であり似姿(Greichnis. 喩え。南原訳より)で…