misc

シナイ山のマドンナ

その女の子は、マドンナと名乗った。「綽名じゃないの?」と確かめると本名よと答えたが、あとで母親か伯母らしき人が「マルヤム」と呼んでいたので、どちらが綽名でどちらが本名なのかは分からない。本人もまだ英語はおぼつかなく単語を並べる程度、こちら…

シスの暗黒卿がジェンダー理論に不快を示されたようです

シスの暗黒卿ことブノワ16世、俗名をヨーゼフ・ラッツィおじさんが「22日、バチカンで聖職者向けに行った年末の演説で、ジェンダー理論について、男性と女性との区別をあいまいにし、人間の「自己破壊」につながるものとして非難した」という話がAFPに出てい…

ドイツにもギリシアにもサンタクロースはやってこない

クリスマスにはサンタクロースがやってきて贈り物をくれるという俗信を私も物心ついた頃には覚えていたのだが、しかし世界中そうだというわけでもないということを長じてから知った。キリスト教圏ではクリスマスに贈り物をするというのは割に広まっている習…

なんということもない一日・お参り篇

*12月22日になって書いております。お寺の最寄駅で義理の両親と落ち合い、タクシーを拾う。前線が近いそうで、生暖かい風が吹いている。いまはよいお天気だけど午後から崩れるのだとか。お寺の近くまでくると、「ここでいいですか」と運転手、門前からびっ…

帰宅 19:22

とりあえずタイムスタンプのみ記録。んー舌下で体温を測っているのですが37度6分はあんまり低いとはいえないなあ……あさってのこともあるし今日は早仕舞いします。買物に行き損ねちゃった。ちぇ*1。というわけでとりあえず生存報告でした。追記: 目が覚める…

何ということもない一日・出撃篇

お寺の本堂で番が来るまでずっと座っておらなあかん、ということに直前に思い当たり、スカートでは膝が出るのを嫌い、結局パンツにした。奇しくも10:20頃に自宅を出ることになりそう。バス停へすこし早めにいくことにしたので。実況はありません。次に更新す…

なんということもない一日・早朝篇

寒い。7時頃になって、もう日も昇ったはずとカーテンを開ける。雲はあるが雨になりそうな天気でもない。ベランダに出てみる。めたくそ寒いんですけど。やはり今日着ていくのはグレーのウールのスーツにする。……問題はスカートにするかパンツにするかだ。スカ…

なんということもない一日・払暁篇

きょう一日あったことを書いて行きます。随時更新。眼が覚める。まだ暗い。寝なおすつもりでしばらく布団のなかでじっとしているが、いろいろとあらぬことを考えて腹が無駄にたってきたので起きる。起きると4時をすこし過ぎたくらい。 いつものように朝支度…

よく行く居酒屋リストを見直しました。みなさんもそうなさったほうがいいですよ。

昨日でひととおり23日にやるプレゼンの準備がすみ、ほっこりしながらはてなブックマークの[あとでよむ]を消化中の朝。この時期はうかつなものを見ると心が折れそうになるので避けて通るのですが、どうしてもこれは避けられずに中を見てしまった。 全国チェー…

創業二十五年

わたしが結婚した人は、大学時代は家からずっと通っていたそうで、就職してからも1年目は家から通っていたのだが、そもそも寝るのが早い人が――はじめて一緒に休んだとき夜の10時から布団を延べ始めたので顎が落ちるほど驚いた――車で1時間半くらいを帰宅すれ…

はらふくるる心地

明日までに終わらせないといけない作業があるのだがはかどらない。脳内にある小ねたを出したほうがはかどるかなとも思うので*1、いくつか書いて見ます。あとで時間があるときに、もう少し付言するかも。 *1:典型的な現実逃避ですね。

「うん、わかった」

カレンダーを見る。日付を見る。この時期になると、21日を起点に物事を考える。21日まであと何日、21日からもう何日。この日は何を食べた、何をお弁当にもたせた、何時ごろに帰ってきた、お風呂に入った、入らなかった、こんな話をした、話をする間もなく寝…

ある風景

匿名はてなダイアリーにて。 飯を食い終わったら、長男にカードゲームをさせられ、次男には最近憶えてお気に入りのババ抜きとカルタをさせられ、その途中に三男が泣き出してオムツを替えて抱っこしながらカルタを続行。そうこうしているうちにオレが掃除した…

大阪の大学・2

院に入ってから大阪の大学に通うようになったのですが、そこは昔から理工系が有名なところで、ていうか文学部が出来たのは私が生まれるちょっと前というところで、学内にすら「うちに文学部があったんですか!」というようなことをいう人が、多数おりました…

残酷なアヒル口が支配する

id:pollyanna さんが「上目遣いとアヒル口」について考察しておられた。どうも口角の上がった笑顔のことをアヒル口と俗に呼ぶらしい。なおタイトルはいつものようにホッテントリメーカーです。 「上目遣いとアヒル口」をこっそり練習してみたのですが、同時…

みんなで心配してた

亡夫が逝って次の春、友達と電話でお喋りしていると、わたしたちが結婚した頃の話になった。そのころ私は大学の学生教育用の計算機センターに入り浸っていて、総ログイン時間のトップを別の学生と競っていた。それで、当時は計算機センターの職員だったその…

くたばれニッポン

貧困がどんどん広がってきて、ちょうどコインの裏側に、過労死をうむ労働が増えるという関係にある。実際の労働市場の中で起こっていることは、非正規が負け組で、正規が勝ち組などという話ではなくて、「過労死するほど働くか?」、「生活できない貧困にと…

大宴会。 

やろうと思っていたことはあったのだが今日が金曜日で21日だということに気づいた瞬間、心がかじかんだようになって何もやる気が起きなくなった。というわけで以下は駄文というか雑感というか。NATROMさんの2008-11-20を読んで思い出したこと。亡夫が亡くな…

ある誤報

ウィキペディア日本語版に犯行予告(ママ)が出た、という誤報記事の話。追記: なお私はかつてウィキメディア広報委員会のボランティア・メンバーで日本語メディア対応も一部は担当していたのだが、現在はやめている。以下はまったく一個人のウィキメディア…

再会

KOF2008で、「他にも嬉しい話」があると書いたのですが、Linux界隈でアクティブな某氏に、ゲーム会にお誘いを受けたのですね。それも、プレイ機会の稀なウォーゲームのゲーム会。下手の横好きで、とはいえ夫亡き後プレイの機会もめっきり減り、遺産といえば…

歯医者へいってきました

一部の皆様にはご心配かけておりました例の前歯ですけど、ようやく治療を始めました。今日はレントゲンを取って、型取って、患部を消毒、というわけで明日は知人の結婚式に歯掛け婆ぁとなって行くことになるでよ。あああ。歯医者は大学のときから通っていた…

KOF・一夜あけて

南港での一次会のあとナンバへ流れていって(正確には心斎橋)、2時ごろまで飲んでました。日航ホテルに泊まるつもりだったこともあって*1、北へ帰る組に合流しなかったのですが、いったらシングルは捌けておりました。ダブル3万円以上しかないといわれて、…

南港にて

二日間のイベントが終わって、打ち上げの晩。 飲んで食べて、語って。わたしもまた。とめどなく語るその内容はいまここにいない人の思い出話。あれこれと他愛のない日常の一こま。いろいろ出てくる固有名はあるいは代替可能なのかもしれない。けれどそれなし…

小中高

淀川の河川敷でたらふくジンギスカンを食べた後、たまたま方向が同じだった知人の車に便乗して街まで出る。10歳くらいは上で、私が院生だったときにその大学の工学系学部の先生だった方、いまでは山陰のとある大学で教えておられる。5分ほどのドライブ、よく…

例のあの人、なの

ガンダムって戦車や戦闘機と同じ戦争の道具ですよね?人殺しの道... - Yahoo!知恵袋をみて思い出したことがあります。例のあの人は、をたくというほどではありませんが、あの年代の男の子なりに「赤城」のプラモデルを作ったりしていました。そして例のあの…

東京へ行ってきました

日曜から三日間、東京にいました。行く前は代官山のチベット関係展示などいろいろ行きたいところがあったのですが、ついてみるとなんだかものすごく疲れが出て、結局は宿でサウナ三昧して、昼は神田連雀町でゆっくり過ごし、夜は新宿で人と会う、というのん…

いつでも誰でも話せば通じるわけではない

人を見る目がないことに掛けては私は絶大な自信があります。亡夫と結婚したとき、彼はわたしの二歳上だったのですが、わたしたちはひとつの約束をしました。彼がわたしを看取ってくれるという約束でした。わたしたちのあいだで単に「お約束」といったら、そ…

大阪の大学

某所にて id:letterdust netwatch 京都○○大学か大阪○○大学に通って「オッス、おら京大(阪大)生!」とか言いたかった時期もありました。/フロムダ先生、あんまり変わらないというより相手するほうは本物かどうかどっちでもいいんじゃないかと。 id:Britty ネ…

トロントロンは落下傘部隊の夢を見るか

トロントロンという地名があるらしい。 726 : ビンボウ(宮崎県)[sage] :2008/09/28(日) 01:00:09.29 id:TPihHsEc0 ま、宮崎にはトロントロンって住所があるからな もう何でもありだよ ニュース速報++ 住んでる市がいきなりひらがなになった気持ちがおまえ…

小女子の読み方

水文学を「みずぶんがく」と読んでしまう人がいる。私も最初はそうだった。なじみがない字は、読めないのだ。とくに複数の読みが可能な場合には、人は文脈や自分の知識などに引きずられて必ずしも筆者が意図したようには(そしてたいていの場合「正しくは」…